リヴァプール、ニューカッスル撃破でリーグ戦24戦無敗! 2位アーセナルとの差をさらに拡大

 プレミアリーグ第27節が26日に行われ、リヴァプールとニューカッスルが対戦した。

 昨年夏に就任したアルネ・スロット監督の下、ここまで安定した戦いを披露しているリヴァプール。5年ぶりの優勝を目指すプレミアリーグでは19勝7分1敗という成績を収めており、1試合消化の少ない2位アーセナルに「11」ポイント差をつけて首位を快走している。前節は敵地でマンチェスター・シティを2-0で下し、リーグ戦での無敗記録を「23」に伸ばした。本拠地『アンフィールド』に今節迎えるのは6位につけるニューカッスル。直近5試合は2勝3敗とやや安定感を欠いているが、前節はノッティンガム・フォレストとの上位対決を4-3で制している。

 開始早々の11分にスコアが動く。リヴァプールは自陣でのボール奪取からカウンターを発動すると、左サイドから仕掛けたルイス・ディアスがボックス内左へ侵入し、マイナス方向へグラウンダーで折り返す。最後は待ち構えていたドミニク・ソボスライが左足でDF2人の股を抜くシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。

 先制に成功したリヴァプールはその後も押し気味に試合を進めるが、30分にニューカッスルに決定機を作られる。自陣でルーズボールを拾ったダン・バーンが前方に蹴り込むと、フィルジル・ファン・ダイクとイブライマ・コナテの間に陣取っていたカラム・ウィルソンが抜け出し、GKアリソンと1対1に。しかし、狙い澄ましたシュートは枠の右に外れ、同点ゴールとはならなかった。

 1点リードで後半を迎えたリヴァプールは63分、アレクシス・マック・アリスターのボール奪取からカウンターを発動しチャンスを創出。ボックス右角付近でボールを受けたモハメド・サラーが巧みなフェイントで相手DFを引き付け、最後は中央へのラストパスをマック・アリスターがダイレクトで流し込んだ。リードを広げたリヴァプールは盤石の試合運びを見せ、77分には日本代表MF遠藤航を投入する。

 リヴァプールはニューカッスルに決定機を作らせない一方で、88分には追加点のチャンスを創出。GKアリソンからのロングフィードを頭で落としたサラーがソボスタイからのスルーパスを受けてボックス内へ侵入し、最後は左足アウトサイドでシュートを放つ。これはGKニック・ポープに阻まれるが、このまま2-0で試合を締め括り、リーグ戦での無敗記録を「24」まで伸ばした。

 また、同日開催の一戦で引き分けたアーセナルとの暫定勝ち点差は「13」まで拡大した。次節、リヴァプールは3月8日にホームでサウサンプトンと、ニューカッスルは3月10日にアウェイでウェストハムと対戦する。

【スコア】
リヴァプール 2-0 ニューカッスル

【得点者】
1-0 11分 ドミニク・ソボスライ(リヴァプール)
2-0 63分 アレクシス・マック・アリスター(リヴァプール)

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