アルピーヌはバーレーン・インターナショナル・サーキットで、2025年のF1を戦う新車A525のシェイクダウンを実施した。
2月24日にフィルミングデーを活用して行なわれたA525のシェイクダウンでは、ピエール・ガスリーとジャック・ドゥーハンの2名によって200kmの走行が行なわれた。
チーム代表のオリバー・オークスは、ふたりは“均等”に走行したと語っていた。
なおアルピーヌは先日行なわれたF1の合同ローンチイベントで、A525のカラーリングを披露済みだったが、実車が公開されるのは今回のフィルミングデーが初めてのことだ。

「まだシェイクダウンで走行も限られたモノだから、マシンのポテンシャルを完全に発揮しているわけではない。でも、フィーリングはスムーズだった。今週のプレシーズンテストでしっかりと走れるのを楽しみにしている」
シェイクダウンを終えたガスリーは、そうコメントした。
F1は2月26(水)~28日(金)にかけて、バーレーンでプレシーズンテストを実施する。アルピーヌはこのテスト期間中の走行予定も公開した。
それによると、ドゥーハンは26日午前、27日午後、28日午前を担当。ガスリーが26日午後、27日午前、28日午後となるようだ。
「シーズン開幕に向けて、A525を開発するために多くのことをこなしていく忙しい3日間になるだろう」と、ドゥーハンは語った。
またオークス代表は「学び続け、進歩を続けて行く興味深い分野が複数ある」とも述べた。
アルピーヌは昨年のコンストラクターズランキングを6位で終了。ガスリーは2025年の目標についてトップ5に入るという野心的な目標を示していた。
そのためにアルピーヌは、今季から伝説的なマシンデザイナーのエイドリアン・ニューウェイが加入したアストンマーティンを含む、トップ4チーム以外のすべてのライバルを打ち負かす必要がある。