セルタがスペイン代表FWを完全獲得! 昨季11得点のストライカーと2年契約

セルタは12日、ベティスからFWボルハ・イグレシアスを完全移籍で獲得したことを発表。新契約は2027年夏までの2年間で、1年間の延長オプションが付帯している。

 スペイン紙『マルカ』によると、移籍金は200万ユーロ(約3億5000万円)とのこと。セルタを率いるクラウディオ・ヒラルデス監督が獲得に固執したことに加え、選手本人もかねてより古巣への完全移籍を希望していたことと、それを証明する大幅な減俸を受け入れたことが、交渉成立の決め手となったと併せて伝えている。

 ボルハ・イグレシアスが、正式に“始まりのクラブ”に戻ることになる。“パンダ”の愛称で知られる同選手は、1993年1月17日生まれの現在32歳。複数クラブのカンテラを渡り歩いた後で加入したセルタでプロキャリアを始めると、エスパニョールで雌伏雄飛を果たし、2019-20シーズンよりベティスでプレー。在籍3年半(※)でクラブ公式戦通算52得点を記録するとともに、2021-22シーズンのコパ・デル・レイ優勝にも貢献。また、2022年9月には29歳にしてスペイン代表デビューをも飾っていた。

 そんな遅咲きの点取り屋は、昨夏に「まるでここを離れていない気がした」とノスタルジックな気持ちを伴った“古巣帰還”で、セルタにレンタル加入。7年ぶりの復帰を果たしたなか、チームトップスコアラーとなる公式戦11得点の大活躍だった。見事に、2016-17シーズン以来のヨーロッパリーグ出場権獲得の立役者になってみせたのだ。

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