イングランド1部トッテナムと韓国代表でキャプテンを務めているFWソン・フンミンは、今夏の移籍市場でクラブを退団すると報じられてきた。トッテナムで公式戦454試合に出場して通算173得点を挙げ、2023-24シーズンにはプレミアリーグ得点王にも輝いたアジア史上屈指のストライカーは、アメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCに移籍することになるようだ。
3日に韓国で行われたプレシーズンマッチのニューカッスル・ユナイテッド戦を前に退団することを表明していたソン・フンミンは、この試合で胴上げをされて行先が注目されていた。日本時間4日、移籍のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏は「ソン・フンミンはLAFCへ、here we go! 全会一致で口頭合意がなされた」と、決まり文句とともに正式発表が近いことを伝えた。
そして「ソンのMLS移籍はまもなく完了する。スパーズは1500万ユーロ(約25億6000万円)を受け取る見込みだ。ソンはスパーズのスカッドとは英国に戻らなかった。LAFCとの契約完了を待っている」と、続けた。
LAFCにはかつてトッテナムでソンとチームメイトだった元フランス代表GKウーゴ・ロリスも在籍している。正式発表が近日中に出ることが予想されるが、2025年の北中米ワールドカップの舞台の一つでもあるアメリカで、ソン・フンミンはどのようなプレーを見せることになるのだろうか。