モラタがガラタサライ練習を無断欠席 コモ移籍を巡ってクラブと対立か

 ミランからガラタサライにレンタル加入中のスペイン代表FWアルバロ・モラタが、チームのトレーンングを欠席したようだ。29日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 現在32歳のモラタはレアル・マドリードの下部組織出身で、2012-13シーズンより正式にトップチームへと昇格を果たした。2014年7月にはユヴェントスに加入し、翌シーズンには公式戦47試合出場12ゴール9アシストを記録して国内三冠に貢献。以降はレアル・マドリードへの復帰とチェルシーでのプレーを経て、2019年1月にレンタルでアトレティコ・マドリードに加わった。翌年7月からは完全移籍に移行し、ユヴェントスへのレンタルを挟んでアトレティコ・マドリードへと復帰。2024年7月にミランへの完全移籍が発表された。

 “ロッソ・ネロ”で今季の開幕を迎えたモラタは、約半年間で公式戦25試合出場6ゴール2アシストを記録。悪くないスタートを切ったかに思われていたが、今年2月に2026年1月までのレンタル移籍でガラタサライへと加入した。そんな同選手に対しては、以前からセスク・ファブレガス監督率いるコモからの関心が噂されている。一部メディアは個人条件における大筋合意を報じており、保有権を持つミランとの交渉に注目が集まっている。

 そうしたなか『フットボール・イタリア』は、トルコの移籍専門ジャーナリストであるヤギズ・サブンジュオール氏の情報を引用しつつ、モラタがガラタサライのトレーニングを無断欠席したと報道。コモへの移籍を強行するための行動と指摘した。一方、ガラタサライ側は600万ユーロ(約10億円)以下でのレンタル解除には応じない構えを見せている模様。さらに、アルゼンチン人FWマウロ・イカルディが負傷中であることから、ガラタサライがモラタの残留を望んでいると主張した。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次