チェルシー撃破の若手監督が話題! 欧州名門出身の39歳、華麗な転身に驚きの声

アメリカで開催されているFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)は現地時間6月20日、グループDの2試合が行われ、イングランド・プレミアリーグのチェルシーとブラジル1部フラメンゴと対戦した。初戦を勝利で飾っていた両クラブの対戦は、3-1でブラジルの名門フラメンゴが勝利してグループ首位でのラウンド16進出を決めた。このブラジルの名門を率いる39歳の若き指揮官が注目を集めている。

 フラメンゴは、かつてブラジル代表MFジーコ氏やMFレオナルド氏、MFジーニョ氏、FWベベット氏ら、日本でも活躍した数多くのブラジル人選手もプレーしたサッカー大国ブラジルを代表するクラブだ。そんな超名門の指揮を執っているのが、元ブラジル代表DFフィリペ・ルイス氏。ヨーロッパではスペイン1部アトレティコ・マドリード、この日対戦したチェルシーにも所属した経験を持つ左サイドバックだ。

 2023年にフラメンゴで現役を引退したフィリペ・ルイス氏は、2024年1月に同チームの育成チームで指導者になると、その8か月後にはフラメンゴの監督に就任。いきなりチームをコパ・ド・ブラジル優勝に導いた。

 この日のチェルシー戦でも、若き指揮官の采配はズバズバと当たる。前半に先制を許したフラメンゴだったが、後半17分に右サイドのクロスから最後はFWブルーノ・エンリケが同点ゴールを決める。その3分後にはCKからエンリケのヘッドをDFダニーロが詰めて、逆転に成功。同23分にはチェルシーのFWニコラス・ジャクソンが一発退場となって数的優位を得ると、MFワラシ・ヤンがダメ押しゴールを決めて3-1の勝利を収めた。

 驚くべきは、2得点に絡んだブルーノ・エンリキは後半11分に投入されて、わずか6分後に同点ゴールを記録。さらに後半37分に投入されたワラシ・ヤンも、わずか1分後にゴールネットを揺らし、フィリペ・ルイス監督の采配がズバリと当たる結果となった。

 SNS上では、フィリペ・ルイス監督が大きな話題となり、「一番の驚き」「時代の流れを感じる」「イケオジすぎる」「やっぱカッコええ」「あれ?なんか見たことあるぞ?って思ったらフィリペ・ルイスやん」「懐かしすぎる」「全然変わらない」といった声が寄せられた。フランス1部パリ・サンジェルマンにボタフォゴが1-0で勝利するなど、ブラジル勢の活躍が光る今大会だが、フィリペ・ルイス監督の率いるフラメンゴは、どこまで躍進できるだろうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次