トヨタ復帰のフーパー、22日神戸戦で初先発へ!昨季は7人制にも挑戦/リーグワン

リーグワン1部・トヨタに4季ぶりに加わった元オーストラリア代表主将でFL/NO・8のマイケル・フーパー(33)が20日、オンラインで取材に応じ、1勝1分け6敗で低迷しているチームについて「まだ残り10節あるし、変わるチャンスは残っている。自分としては与えられた役割をいい形で遂行していきたい」と前向きに話した。トヨタは22日、大阪・花園ラグビー場で神戸と対戦する。

世界的なFW第3列であるフーパーは2020~21年にトップリーグのトヨタ自動車に加わり、抜群の運動量と密集での高いスキルで活躍。182センチ、98キロとインターナショナルとしては小柄だが、タックルされた相手からボールを奪い取る「スティール(旧ジャッカル)」の名手として知られた。昨年は7人制に挑戦し、パリ五輪出場を目指したがかなわず、同年6月に現役引退を表明。FW第3列に負傷者が多いトヨタからのオファーを受けて復帰した。

「7人制ではパスの精度が上がった。それほど体格が必要ないので、15人制に戻ることになって、日本のお米を食べて体重を増やしたよ」とニヤリ。15人制の試合はほぼ1年ぶりということで、「タックルやキャリーなどで役割を果たしたい」と抱負を語った。

4季前は、スーパーラグビーのハイランダーズ(ニュージーランド)でプレーした日本代表FL/NO・8姫野和樹と〝すれ違い〟で、共闘はならなかった。「今回はそれも楽しみにしている。また、2人の子供も一緒に来ているので、日本の雪を見せたい」と父親の顔になって話した。今回、翻意して再び日本でプレーすることを決めた。

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