CBスミスに成長を迫るドルフィンズGMグリア「手を取って待っているわけにはいかない」

CBスミスに成長を迫るドルフィンズGMグリア「手を取って待っているわけにはいかない」

マイアミ・ドルフィンズがコーナーバック(CB)ジャレン・ラムジーを手放すことを計画しているため、かつてドラフト2巡目指名を受けたCBキャム・スミスには、より一層成長しなければならないというプレッシャーがかかっている。

ドルフィンズが2023年NFLドラフトで最初に指名した選手であるスミスは、新人時代は主にスペシャルチームでプレーし、守備コーディネーター(DC)を務めていたビック・ファンジオの下で22回のスナップに参加した。昨シーズンはハムストリングと肩のケガにより2度にわたって故障者リザーブ(IR)に置かれ、出場は6試合、スナップ数は133回にとどまった。ドルフィンズが2巡目指名権を費やしたにもかかわらず、スミスは2シーズンでわずか155回のスナップにしか参加していない。

現地15日(火)、ジェネラルマネジャー(GM)クリス・グリアの発言からは、スミスに対する忍耐力が限界に近づいているように感じられた。

チーム公式記録によると、グリアGMは「キャム・スミスは最終的に結果を出す必要がある」と述べ、こう続けたという。

「彼は健康を維持し、フィールドに立ち続けなければならない。輝きを放つ瞬間はあったが、今年は非常に重要な年になる。彼は何が期待されているかを理解しているはずだ。もう彼の手を取って待っているわけにはいかないからね」

2024年にフィールドに立っていたときも、スミスのパフォーマンスは精彩を欠いていた。『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によると、カバレッジで苦戦したスミスは、ターゲット19回でキャッチ16回を許したという。

ラムジーのトレード――グリアGMの発言からは、“もし”ではなく“いつ”成立するかの問題であるように聞こえる――を実行すれば、ドルフィンズのCB陣にはスミス、主にニッケルとしてプレーしてきたケイダー・コホウ、間もなく30歳になるベテランのアーティー・バーンズ、元ドラフト外フリーエージェントのストーム・ダック、イーサン・ボナー、アイザイア・ジョンソン、ジェイソン・メイトレが残る。

ドルフィンズは来週に行われるドラフトでコーナーバックを獲得する可能性が高く、早い段階で指名すると見られている。しかし、ドルフィンズにとって最も望ましいのは、安定した選手に成長を遂げたスミスを頼りにできることだろう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次