6号ソロを含む5打数2安打2打点の活躍
【MLB】ドジャース 8ー7 ロッキーズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が16日(日本時間17日)、本拠地でのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、6号ソロを含む5打数2安打2打点の活躍で、チームを3連勝に導いた。試合後には報道陣の取材に応じ、448フィート(約136.6メートル)の本塁打について「最近、引っ張った打球が上がってなかったので、いいスイングだった」と振り返った。
初回先頭の第1打席、右腕マルケスがカウント1-2から投じたナックルカーブを完璧に捉えた。打球速度111マイル(約178.6キロ)、飛距離は448フィート(約136.6メートル)の特大弾。今季初の先頭打者弾に本拠地は騒然となった。
チームは大谷の先頭打者本塁打をきっかけに、初回から打者12人の猛攻で7点を奪った。大谷は2死二塁で迎えた第2打席で今季初タイムリーも放った。大谷の得点圏成績は試合前時点で5打数無安打4四球3三振。得点圏で初の安打が生まれ、本塁打以外の打点も今季初だった。
大谷は第3打席以降は空振り三振、空振り三振、一ゴロに倒れ、この日は2安打2打点だった。打率は.288、本塁打6本はリーグトップタイとなっている。ここまでのシーズン振り返り「個人的には例年通りぐらい。リハビリも順調に進んでいる」と話した。
14日(同15日)には、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が2026年3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に米国代表のキャプテンとして出場することが発表された。大谷はWBCの参加について、「選んでいただけるならそれは光栄なことですし。そこまでは成績というか立場も含めてしっかりとやって。また今年1年、示していかないといけないのかなと思うので」と意欲を口にした。
ドジャースは3試合連続の2桁安打を記録するなど、8-7で勝利。今季20試合を終えた時点で14勝6敗。貯金を「8」としている。