この週末に行われたスポーツ・フィッシング・チャンピオンシップ(SFC)の“The Catch(ザ・キャッチ)”の第3回大会に参加すべく、複数のNFL選手が海に出た。
今年は17人以上のNFLの現役選手および元選手がSFCから沖釣りのプロアマ大会に招待され、14のアングリングクラブに振り分けられた。現地12日(土)にフロリダ州フォートローダーデールで行われたこの大会は、ニューヨーク・ジャイアンツのクオーターバック(QB)ジェイミス・ウィンストンが主催したもので、各チームがポイントをかけて競い合った。
釣りが終わり、スコアが集計された結果、勝利の栄誉を手にしたのは元タイトエンド(TE)カイル・ルドルフだった。ルドルフは“ウエストフロリダ・ブラック・フラッグスAC”とともに350ポイントを獲得している。
シアトル・シーホークスのディフェンシブエンド(DE)レナード・ウイリアムスと元TEバーノン・デービスを迎え入れた“サウスフロリダ・セイルズAC”は300ポイントで2位タイとなった。
ボルティモア・レイブンズのワイドレシーバー(WR)ディアンドレ・ホプキンスとアリゾナ・カーディナルスのコーナーバック(CB)スターリング・トーマス五世も“サードコースト・レネゲーズAC”と協力して300ポイントを獲得し、2位タイにつけている。
昨年の大会でニューオーリンズ・セインツのランニングバック(RB)アルビン・カマーラとともに優勝したラスベガス・レイダースのRBラヒーム・モスタートは“イーストコースト・リミックスAC”に加わり、275ポイントで4位に入賞。カマーラも再びこの大会に参加しており、“ルイジアナ・キャニオンズAC”の一員としてモスタートの2つ下の順位につけた。
シンシナティ・ベンガルズのDEトレイ・ヘンドリックソンと“ガルフコースト・カウボーイズAC”が225ポイントでトップ5入りを果たし、200ポイントを超えた最後のグループとなっている。
ウイリアムスとデービスのチームは今回の試合で最大となる23.16ポンド(約10.51kg)のマグロを釣り上げたことで注目を集めた。その後に続いたのは、レイブンズのWRゼイ・フラワーズと“ニューイングランド・ライツ・アウトAC”が釣った20.28ポンド(約9.20kg)の魚だ。今回は優勝できなかったものの、モスタートは最大のマヒマヒ(5.82ポンド/約2.64kg)を釣り上げたイーストコースト・リミックスACを誇りに思うことができるだろう。
今回の大会には他にも、ジェームス・クックとダルヴィン・クックの兄弟、バッファロー・ビルズのガード(G)オサイラス・トーレンス、インディアナポリス・コルツのWRマイケル・ピットマン、ニューヨーク・ジェッツのディフェンシブタックル(DT)クインシー・ウィリアムス、テネシー・タイタンズのDTジェフェリー・シモンズ、引退したドメニク・ヒクソンやエド・マカフリーが参加していた。
