琴風氏「大したことないでしょう。勝ったからこそ余計に」――春場所

琴風氏「大したことないでしょう。勝ったからこそ余計に」――春場所

大相撲春場所10日目(18日、エディオンアリーナ大阪)31歳の美ノ海が幕内9場所目で自己最速となる10日目での勝ち越し。鳥取城北高の後輩で10歳年下の伯桜鵬を強烈な右おっつけで押し出した。

NHKでテレビ解説を務めた琴風浩一氏(67)=元大関=は、実況の佐藤洋之アナウンサー(50)が「少しひっかいた形でほおが出血したかもしれません」と伝えると、「大したことないでしょう。勝ったから余計に大したことない」と強調していた。

琴風氏は現役時代、佐渡ケ嶽部屋に所属し、膝の大けがを乗り越え、がぶり寄りを得意として優勝2度を果たした。引退後は尾車部屋を創設し、豪風と嘉風の両関脇らを育成。日本相撲協会理事を5期10年務め、事業部長や巡業部長など要職を担った。

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