照ノ富士親方「誰が見ても化け物レベルの強さ」/春場所

照ノ富士親方「誰が見ても化け物レベルの強さ」/春場所

大相撲春場所8日目(16日、エディオンアリーナ大阪)大関大の里(24)が辛くも1敗を守った。今場所は好内容での勝利が目立っていたが、新十両だった一昨年秋場所で敗れて以来の対戦となった一山本(31)に苦戦。土俵際まで押し込みながらまともに引いて俵まで呼び込み、左足一本で残してはたき込んだ。

NHKでテレビ解説を務めた照ノ富士親方(33)=元横綱=は「本当に体が見てのとおり、でかいですしね。それにやっぱり右を差したときの強さというのは誰が見ても化け物レベルの強さがありますからね。ただ結構もろいところが多くて、これだけの大きい体ですけど懐が深くないし、腰の軽さがあまりに目立っているので、最近いなされてついていくような動きができるようになってきましたけど、一回起きたときの腰は本当に軽いですよね」と指摘していた。

■照ノ富士 春雄(てるのふじ・はるお)本名・杉野森正山。平成3年11月29日生まれ。モンゴル・ウランバートル出身。鳥取城北高から平成23年5月の技量審査場所初土俵。27年名古屋場所新大関。両膝のけがなどで序二段まで落ち、令和3年夏場所で大関復帰。日本国籍取得後の同年秋場所で新横綱。優勝10回。殊勲賞、敢闘賞、技能賞を各3回。生涯通算523勝275敗231休(82場所)、幕内通算366勝207敗197休(52場所)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次