3月12日(現地時間11日)、NBAのニューオーリンズ・ペリカンズは、ロサンゼルス・クリッパーズと対戦した。現在17勝48敗で4連敗中、プレーオフ進出はほぼ不可能な位置につけているが、この日はザイオン・ウィリアムソンをはじめチーム全体が躍動した。
前半はCJ・マッカラムが10得点とチームを引っ張り、プレーオフ進出圏内のクリッパーズに対して61-51の10点リードで前半を終える。
しかし後半に入ると、クリッパーズが反撃。カワイ・レナードが3ポイントシュートを決めるなど徐々に点差をつめられ第3クォーター残り時間2分に同点に追いつかれる。それでもペリカンズはザイオンが第3クォーター終了間際に、代名詞のダンクを決めるなど98-90で最終クォーターへ。
第4クォーター開始からペリカンズが流れをつかむと、残り時間9分17秒にはザイオンからパスを受けたホセ・アルバラードが3ポイントを成功させる。ザイオンはこのアシストで2桁アシストとなり、試合終盤には10リバウンドを記録。接戦のなか第4クォーターだけで10得点を挙げる。
ザイオンはこの試合、22得点10リバウンド、さらにキャリアハイの12アシストで今シーズン2度目のトリプルダブルを記録。その他マッカラムなど7選手が2桁得点をマークするバランスの良いオフェンスを展開し、127-120でペリカンズが勝利した。
一方、敗れたクリッパーズはレナードが29得点8リバウンド、ジェームズ・ハーデンが25得点17アシストと活躍したが、終盤のディフェンスが崩れプレーオフ進出争いのなか痛い敗戦となった。
■試合結果
ロサンゼルス・クリッパーズ 120ー127 ニューオーリンズ・ペリカンズ(@スムージー・キング・センター)
LAC|21|30|39|30|=120
NOP|28|33|37|29|=127