日本時間3月10日(現地時間3月9日)、NBAの2024-25シーズン公式戦が行われ、ウェスタン・カンファレンス首位のオクラホマシティ・サンダーはホームに同地区2位のデンバー・ナゲッツを迎え撃った。
サンダーは現在得点王のシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(SGA)、ナゲッツは史上初の30得点20リバウンド20アシスト以上を達成したばかりのニコラ・ヨキッチをそれぞれ擁し、2人のMVP候補同士の対決にも注目が集まった。
試合はサンダーの出足が重く、いきなり10-0のランでナゲッツに先制を許したが、クォーター終了までに28-29までビハインドを縮めることに成功。第2クォーターは両者点を取り合い、61-60とサンダーが1点リードを奪った状態で、勝負は後半戦へ持ち込まれた。
第4クォーター徐々に流れをつかみ始めたサンダーは、残り9分を切ったところでアーロン・ウィギンズがラッセル・ウェストブルックからボールをスティール。チェット・ホルムグレンが速攻からダンク叩き込むと、その前のプレーに抗議したナゲッツのマイケル・マローンヘッドコーチにテクニカルファールがコールされた。サンダーはそこから試合をコントロールすると、127-103で天王山となる試合で圧倒して見せた。
この試合でサンダーのSGAは40得点8リバウンド、ジェイレン・ウィリアムズが26得点9リバウンド8アシストの活躍。一方のナゲッツはヨキッチが24得点13リバウンド9アシストを記録するも、サンダーのフロントコート陣に苦しんだ。
53勝11敗とウェスタンを独走するサンダーとゲーム差なしの3位に順位を落としたナゲッツは次戦、再びオクラホマシティで相まみえる。
■試合結果
ナゲッツ 103-127 サンダー
DEN|29|31|23|20|=103
OKC|28|33|25|41|=127
