希少なミッキースワロー産駒・スワローシチー 重賞で父孝行! 既に種牡馬引退の父に捧ぐ/スプリングS

希少なミッキースワロー産駒・スワローシチー 重賞で父孝行! 既に種牡馬引退の父に捧ぐ/スプリングS

16日の日曜中山では、皐月賞トライアル、スプリングS(G2、芝1800メートル、3着まで優先出走権)が行われる。

同レースに登録しているスワローシチー(牡3、相沢)は、希少なミッキースワロー産駒だ。

ミッキースワローは現役時代に17年セントライト記念、19年七夕賞、20年日経賞と重賞3勝。G1でも20年天皇賞・春で3着に入った。現役引退後は種牡馬になったが、産駒(血統登録頭数)は22年生まれの8頭と23年生まれの2頭の計10頭のみ。既に種牡馬は引退し、現在は北海道苫小牧市のノーザンホースパークでけい養されている。

ミッキースワロー産駒の中央勝ち馬は、スワローシチーだけで、勝利数もスワローシチーの未勝利戦(12月15日中山)の1勝だけだ。そのスワローシチーも、友駿ホースクラブ所有馬で、1口募集価格は2万6000円(合計500口)、総額1300万円と決して高額馬ではない。

それが、デビュー7戦目の中山芝2000メートル戦で1分59秒7の好時計勝ち。前走水仙賞は8着に敗れたが、スプリングSではミッキースワロー産駒として初の重賞に挑戦しようとしている。ここで3着以内に入れば、夢のG1皐月賞切符も手に入る。

武器は、父譲りの鋭い末脚。現役時代に中山で重賞2勝を含む計3勝を挙げた父のように、中山で光り輝くことができるか。楽しみな一戦になりそうだ。

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