基本情報
所属チーム:SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
生年月日:1999/7/9
出身:日本/大阪府羽曳野市
デビュー年:2018年
主なレース実績:2016年FIA F4ランキング2位、2020年フォーミュラ・リージョナル・ジャパン チャンピオン、2020年スーパーフォーミュラ・ライツ ランキング2位
昨季成績
ランキング12位/20ポイント
大会 | R1 鈴鹿 | R2 AP | R3 SUGO | R4富士 | R5もてぎ | R6富士 | R7富士 | R8鈴鹿 | R9鈴鹿 |
予選 | 1 | 4 | 12 | 12 | 11 | 12 | 11 | 7 | 6 |
決勝 | 7 | 6 | 12 | リタイア | リタイア | 12 | リタイア | 4 | 13 |
阪口晴南は、今年はトラブルフリーで真価を発揮したい25歳。10代の頃はホンダの育成ドライバーとして活躍し、16歳にしてF3デビュー、18歳でスーパーフォーミュラにスポット参戦を果たす(決勝は中止に)など期待されていたが、2018年を最後にホンダ陣営から外れることになり、レースキャリアは一旦暗礁に乗り上げた。しかしトヨタ陣営のドライバーとして再出発を切り、今年でスーパーフォーミュラフル参戦5年目となる。
昨年は開幕戦でポールポジションを獲得するなど幸先の良いスタートを切ったかに思われたが、6月の第3戦SUGOで雨の中クラッシュして以降、車両に原因不明の電気系トラブルが頻発した。チームもあらゆる部品を交換するなど対策したが連鎖は止まらず、3大会続けてのトラブル起因のリタイア、しかもそれが他車を巻き込むアクシデントに発展したこともあり、最終ラウンドはトヨタの開発車両を借りて参戦する事態となった。
2月のテストでは周回数こそ多くはなかったが、トラブルでストップすることもなく走行していた阪口。「ドライバーのパフォーマンスは間違いなくある」と太鼓判を押す渡邊信太郎エンジニアと共に、キャリアハイである2021年のランキング7位を超える活躍ができるか。
関西人らしく(?)、SNS等でのお笑いセンス光る発言も持ち味。周囲からは“トゲトゲしている”などとイジられているが、昨年の開幕戦でポールポジションを獲得した際には記者会見で「後方で苦戦しているドライバーに対して『もうダメなんじゃないか』とは絶対に思わないでいただきたい」と発言。自身も苦戦した経験があるからこそ言える、仲間たちを慮ったアツい一言だった。