バーレーンで行なわれているF1プレシーズンテストの初日午後のセッションは、途中で停電に見舞われ1時間あまり中断した影響で、終了時刻が1時間後ろ倒しとなった。
プレシーズンテスト初日午後のセッション開始から2時間が経過した頃、サーキットは突然停電に見舞われた。コースサイドの照明やピットガレージ、タイミングモニターなどがこの影響を受けてシャットダウン。コースには赤旗が掲出された。
電力はなかなか回復せず、結局1時間あまりにわたって中断されることになった。そして現地時間18時10分(日本時間27日0時10分)にセッションが再開され、コース上に各車が残った。
F1の広報担当者によれば、この停電はサーキットの外にある変電所の故障が原因であり、バーレーン島南部全域に影響が及んでいたとされる。ただ全てが停電したわけではなく、一部の照明やテレビ放送のシステム、コース上の看板などには電力が供給され続けた。
なおF1のシーズン開幕前の走行機会は、このバーレーンの3日間……つまり合計24時間しかなく、停電によって1時間が失われたのは、あまりにも痛い。
そのためこの初日のセッションは、当初現地時間19時(日本時間深夜1時)に終了する予定だったが、これが1時間後ろ倒しされ、現地時間20時(日本時間深夜2時)まで延長されることになった。