運動理論馬券でおなじみの岡本将孝記者が、当日のオッズを見て〝過剰人気馬〟をピックアップ。「前走2着はレベルが低かっただけ」「直前の雨は割引」「内枠でモマれると不安」などなど。独自の観点を持ち、JRAの全レース全馬分析も行っている岡本記者だからこそ分かる、オッズの〝ゆがみ〟を指摘します!
午前11時38分現在、フォーチュンタイムが単勝4・5倍で1番人気。今回と同コース(京都芝外1400メートル)だった前走の3勝クラス・東山Sは圧倒的な勝ち方。ただ一方で、相手がやや軽めだったことも事実。重賞を勝ってもおかしくないレベルにはあるが、重賞初挑戦のここで1番人気に推されることには少し疑問を感じる。
人気どころでいえばアサカラキング(4番人気6・3倍)が最上位に映る。今回と同コース(京都芝外1400メートル)で超ハイレベルだった前走のGⅡ阪神カップは、9着とはいえ着差的にはたったの0秒4差。その前走から斤量が1キロでも軽くなるのは好材料で、今回の相手なら勝ち負けになりそう。人気薄では7ハロン戦が合いそうなセッション(14番人気48・7倍)、カンチェンジュンガ(7番人気14・8倍)あたりが面白い。