韓国代表GK、日本で学んだ母国に欠かせない“受け入れの心”

韓国代表GK、日本で学んだ母国に欠かせない“受け入れの心”

 湘南ベルマーレに2023年から24年まで所属した韓国人GKソン・ボムグンは、2年間でJ1通算44試合に出場してクラブのJ1定着に貢献した。現在は韓国の強豪・全北現代に所属し、韓国代表にも名を連ねるGKが、韓国メディア「OSEN」の取材で、韓国には日本から学ぶことがあると語っている。

 現在、ソン・ボムグンの所属する全北現代はKリーグの首位を走っている。チームの堅守を保ち、クラブの21試合連続無敗(16勝5分)にも貢献している守護神は、Jリーグ時代を振り返り「日本はサッカーに、真摯に取り組んでいる。選手のケガのリスクを最小限に抑えるため、長期的な視点で選手を管理する。優れたシステム育成プログラムもあり、僕自身も日本で初めて経験する練習メニューも多くあった」と言い、「僕たちはもっと受け入れて、学んでいく必要がある」と話した。

 韓国代表はE-1選手権で初めて日本に3連敗を喫し、国内組だけで戦った相手に大会の連覇を許した。「正直、(韓国が日本を下回ったと)認めたくない。KリーグがJリーグより劣っているとか、環境が劣っているとは認めたくない。それでも学ぶことがあることは確かです」と言う。

 記事では「韓国がフィジカル面とメンタル面で日本を凌駕していたのは過去のこと」とし、ソン・ボムグンは「日本の選手たちはサッカーに必要なフィジカルトレーニングをしっかりこなしています。ヨーロッパから指導方法を用いていますが、それはヨーロッパでプレーする選手が多いことに加え、ドイツとの交流も深いと聞きました」と、2011年6月から日本サッカー協会がパートナーシップ協定を結び続けているドイツサッカー連盟(DFB)から学んでいることも多いと説明している。

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