イスコが復活宣言!骨折からの復帰に向けた不屈の思い

 2025-26シーズン開幕を前に、約3カ月の負傷離脱が見込まれるMFイスコ(ベティス)が、復帰に向けた力強いコメントを綴っている。

 好調だった“マヒア”が、またしてもピッチから消えることになった。現在33歳のイスコは、2023年夏に加入したベティスで、レアル・マドリード時代を彷彿とさせる魔法のようなプレーを見せている。とくに、昨シーズンはケガにより出遅れたものの、復帰した昨年12月以降に公式戦33試合に出場し12得点11アシストと傑出した数字とともに、クラブをヨーロッパカンファレンスリーグ決勝戦にまで導く出色のパフォーマンスを披露。すると今年6月には、6年ぶりとなるスペイン代表への復帰も、叶えていた。

 そんなイスコだが、2025-26シーズン開幕前最後のテストマッチで負傷。診断結果は左腓骨骨折で、全治は約3カ月の見込み。前述した、昨シーズン序盤の欠場も左腓骨骨折と手術(今回とは別箇所)によるものであり、2年連続で開幕故障者リスト入りに。ただ、11日に自身の公式Instagramを更新した同選手は、復帰に向けた不退転の意志を綴っている。

「骨は折れてしまうかもしれないが、僕の姿勢、僕の強さ、そして戻りたいという気持ち…。それらは決して折れることのないものだ。応援のメッセージと愛情に感謝する。本当に恵まれていると思う」

 なおスペイン紙『マルカ』によると、イスコの離脱に伴う補強は敢行しないとのことだ。ベティスのスポーツディレクター(SD)を務めるマヌ・ファハルド氏は、「イスコの負傷は不幸なもの」とした上で、「計画を変更するつもりはない」と述べたことを伝えている。

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