時代を越えてサッカー界を象徴する「10番」から「10番」へ、プレゼントが贈られた。1980年代から90年代に大活躍を見せたイタリア代表FWロベルト・バッジョ氏が、史上最高のサッカー選手とも評されるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシにプレゼントを贈ったことが話題となっている。スポーツ専門チャンネル「ESPN」が公式Xで報じた。
バッジョ氏はイタリアにおける史上最高のファンタジスタと評され、現役時代はフィオレンティーナ、ユベントス、ACミラン、インテル、ブレシアなどで活躍した。イタリア代表としても56試合に出場して27得点を記録。1990年、94年、98年のW杯3大会に出場し、準優勝した94年大会は10番を背負ってエースとして活躍した。
過去に8回のバロンドールを受賞し、2022年のカタールワールドカップを制したメッシは、現在アメリカのインテル・マイアミに在籍して、2025年のクラブ・ワールドカップにも出場している。
そんなメッシのもとをバッジョ氏が訪ね、自身が94年のアメリカW杯で着用していた当時のモデルのイタリア代表ユニフォームをプレゼント。「ESPN」は公式Xで「レオ・メッシ、ロベルト・バッジョ、2人の象徴的な10番」と、2人の名前に握手する絵文字を入れて投稿した。

メッシも自身のインスタグラムアカウントで、この時の様子を投稿。「最高の景色。ロベルト、この特別な意味を持つ贈り物をありがとう。私たちが共有できた会話にも感謝したい。あなたは名手であり、サッカーにおける歴史的な伝説だ。あなたを迎えられるのは、いつでも喜びです!」と、感謝のメッセージを送っている。
このレジェンド同士の2ショットにファンも反応。SNSには「メッシとバッジョはえぐいやろ笑」「アイドルが渋滞してる」「熱すぎます」「いい写真や」と歓喜のコメントが並んでいた。