中村敬斗に複数クラブが関心 フランスで争奪戦激化、移籍金は高騰か【リーグ・アン移籍情報】

 スタッド・ランスに所属する日本代表MF中村敬斗に、リーグ・アンの2クラブが関心を寄せているようだ。2日、フランスメディア『Foot Sur 7』が伝えている。

 2024-25シーズンのリーグ・アンで8勝9分17敗を記録し、勝ち点「33」の16位フィニッシュを果たしたスタッド・ランス。1部残留を目指してメスとの昇降格プレーオフに臨んだものの、2戦合計スコア2-4で敗れ、7年ぶりのリーグ・ドゥ降格が決まった。現在のスタッド・ランスにはMF中村、MF伊東純也、DF関根大輝の日本人3選手が所属。特に中村と伊東に関しては、先月31日に地元の大手メディアであるフランス紙『レキップ』が“退団濃厚”と報じており、その去就に大きな注目が集まっている状況だ。

 そんななか、『Foot Sur 7』はリーグ・アンのマルセイユが中村の獲得を画策中と報道。今季の公式戦で40試合出場12ゴール3アシストを記録したチームトップスコアラーの同選手に、強い関心を示していると主張した。

 一方、「リーグ・アンの他のチームから厄介な誘いを受ける可能性もある」と指摘し、フランスメディア『Jeunes Footeux』の報道を引用しながらニースも中村の獲得を検討していると説明。ニースは来季のチャンピオンズリーグ(CL)予選への出場権を獲得したため、欧州の舞台で戦える可能性がある点も日本代表アタッカーを説得するための強力な材料と述べている。

 また、両クラブによる争奪戦が中村の移籍金を高騰させる見込みがある模様。スタッド・ランスとの現行契約を2028年まで残す同選手の移籍金は1000万ユーロ(約16億円)と推定されるが、今後の動向次第でさらに上昇する可能性があるという。

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