新横綱・豊昇龍の祝賀パレード 沿道には2人の恩師も—「いたずらっ子だった」「日本語も上達」

**新横綱・豊昇龍の祝賀パレード 沿道には2人の恩師も—「いたずらっ子だった」「日本語も上達」**

大相撲の第74代横綱豊昇龍(25=立浪)の昇進祝賀パレードが16日、千葉県柏市で行われ、人力車に乗った新横綱が2万5000人のファンから祝福を受けた。

15年に来日した豊昇龍は、千葉・日体大柏高を卒業。この日のパレードの沿道には、同校の留学生だったビャンバスレン(豊昇龍の本名)に授業で日本語を教えた西巻まゆみさん(70)と岡田有美子さん(54)も駆けつけた。2人の姿を目にした豊昇龍はパレード司会者にその旨を伝えると、横綱と恩師2人による“臨時トークセッション”もファンの前で披露された。

2人の恩師は、「当時はひょろっとしていたのに、いまでは信じられないぐらい恰幅(かっぷく)が良くなった」「日本語も本当に上手になった」と感慨深い口ぶりだった。

来日当初の豊昇龍について「日本語はまったくできなかったけれどコミュニケーション力が高く、すぐに友だちと仲良くなっていた」と回顧。教え子の性格について「いたずらっ子で落ち着きがなかった」と笑いつつ、「相撲の世界に進むことを決めると、漢字もよく勉強していた」と口をそろえて振り返った。

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