【フェブラリーS予想】差し馬が台頭する一戦、狙うべき馬は?

**【フェブラリーS予想】差し馬が台頭する一戦、狙うべき馬は?**
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基本的に上位人気馬が強いが?

まずはコースの特徴について。

東京ダート1600mは2コーナー奥からのスタートで、スタート後に最内枠の場合は約150m、大外枠の場合は約180m芝を走ってからダートコースに合流していくので、スピードに乗りやすい外枠の方が有利となり、反対に内枠(特に1枠)は不利となるコース。

また、3コーナーまでの距離が約640mと非常に長いので、序盤からペースが上がりやすく、最後の直線も約500mと長いことから、上級条件では特に差し馬が有利になりやすくなっている。

次にレース傾向について。

コース傾向通り序盤からペースが上がって差し馬の好走が多くなっており、過去10年の3着以内好走馬のうち15頭が4角8番手以下から追い込んできた馬で、二桁人気ながら好走した2頭もその条件に当てはまっていた。

また、基本的には上位人気が強いレースで、特に1番人気馬は過去10年で[5-2-1-2]と非常に安定した成績を残している。

ただ、2020年にサウジカップが創設された影響で、GI級の中距離馬はそちらに出走することが多くなり、近年はメンバーレベルが低くなることが増えてきた。その結果、過去5年では1番人気馬こそ[3-0-0-2]と上々だが、2番人気馬は[1-0-0-4]、3番人気馬は[0-1-1-3]と低調で、昨年に至っては上位人気3頭が全て掲示板外に敗れてしまうという事態も起こったので、上位人気馬を盲目的に信用するのは危険かもしれないということは頭の中に入れておきたい。

以上のことをふまえて今年のメンバーを見てみると、ハナに行きたい馬や揉まれたくない馬が多数おり、ペースが落ち着く可能性は低そうなので、例年通り差し馬を重視するのが得策と言えそう。

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