ラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズは初日からダラス・カウボーイズのオフシーズンワークアウトプログラムに参加した。
スターパスラッシャーのパーソンズが自主参加のセッションの初日に姿を現す様子は、現地14日(月)にチームがソーシャルメディアに投稿した映像で確認できる。
パーソンズは以前にオフシーズンワークアウトに参加する意向を示しており、新ヘッドコーチ(HC)ブライアン・ショッテンハイマーも最近、パーソンズが参加することを期待していると述べていた。しかし、契約問題がまだ解決していないため、パーソンズが方針を変えるのではないかという疑問も生じていた。
新人契約の5年目に突入するパーソンズは2,400万7,000ドル(約34億4,066万円)を受け取る予定だ。最終的にはクオーターバック(QB)以外で、NFLで最も高給の選手となる契約をカウボーイズと結ぶことが予想されている。現在、その座を維持しているのは年平均4,025万ドル(約57億6,858万円)を稼いでいるシンシナティ・ベンガルズのワイドレシーバー(WR)ジャマール・チェイスだ。
パーソンズはフリーエージェント(FA)期間が始まる前に契約を結ぶことを望んでいたが、2025年NFLドラフトの開始日にあたる4月24日(木)が迫った今も、決着はついていない。オーナーのジェリー・ジョーンズは年次リーグミーティングの場で、パーソンズの契約を早急にまとめる必要性は感じていないと示唆していた。
この数シーズン、OTA(チーム合同練習)前はほとんど単独でトレーニングを行っていたことを踏まえると、自主参加のワークアウトに積極的に参加する姿勢は、カウボーイズと新ヘッドコーチに対するパーソンズのコミットメントを裏付けている。この誠意を見せる行動が契約成立へとつながるのか、それとも、近年の他のカウボーイズ選手と同様に夏まで長引くことになるか、今後の動向に注目だ。