ラスベガス・レイダースのディフェンシブエンド(DE)マックス・クロスビーが、2025年シーズンにアシスタントジェネラルマネジャー(AGM)という肩書を新たに手に入れる。
イースタンミシガン大学が現地14日(月)に、クロスビーが同大学フットボールチームのAGMに就任すると発表した。クロスビーは高校生およびトランスファーポータル(学生アスリートの転校プロセスを管理し、円滑化するシステム)の評価や、NIL(知名度、イメージ、肖像の頭文字で、学生たちがそれを利用して収益化することが認められている)および収益分配予算の管理を担当する。また、アスレチックディレクターの特別補佐として、資金調達、卒業生との関係構築、学生アスリートのサポートにも携わる予定だ。
2019年に同校からドラフト4巡指名でレイダースに入団したクロスビーは、NFLでも屈指のパスラッシャーへと成長。今オフシーズンには3年総額1億650万ドル(約152億5,080万円)の契約延長に合意している。年平均3,550万ドル(約50億8,360万円)という新たな契約額は、一時的にクオーターバック(QB)以外のポジションの選手としてNFL最高額となった。
クロスビーのAGM就任にあわせ、イースタンミシガン大学のフットボールプログラムはさらなる特別な取り組みも発表している。これまで“LEO(レオ)”と呼ばれていたウィークサイドのディフェンシブエンドのポジション名を“MAXX(マックス)”に変更し、チームのトップエッジラッシャーにはクロスビーが大学時代に着用していた背番号92が与えられるという。