東京ドームに響いた“PCAコール”は…「自分のプレーが地球の裏側に届いた」
東京ドームに自然と生まれた「PCAコール」を鮮明に覚えている。カブスのピート・クロウ=アームストロング外野手が、3月中旬に来日した際の“衝撃”を振り返った。「最高だった。今まで行った中で最もクールな旅の1つになったよ」。そう言い切る表情には笑顔が溢れていた。
来日後すぐに驚いたことは「街がとても綺麗で、交通がとても整備されていた」と答えた。「信号が少し長かったけれど……。とにかく、とても綺麗だった。ナイスで、かっこいい場所だった」。目を輝かせて、約1か月前の来日を回想した。
スタジアムで印象に残っていることは“熱狂度”であり「間違いなく(忘れられないのは)観客と、彼らがどれだけ野球を愛しているか。ショウタ(今永)とセイヤ(鈴木)が(観客に)凱旋を歓迎されていたことも(忘れられない)」と頷いた。
自身の躍動が認められ、東京ドームでは「PCAコール」が起こった。「本当に驚いた。自分のプレーが地球の裏側に届いたから、とてもやりがいを感じたよ。とても温かく親切で、敬意を持って受け入れてもらえて、本当に嬉しかった」。再来日を切望しており「野球をプレーしにでも、観光客としてでも行きたい」と視線を上げた。