【サウジカップ】C・シャム調教師が警戒「フォーエバーヤングは怖い存在」

サウジカップ2025

[GⅠサウジカップ=2025年2月22日(土曜)=キングアブドゥルアジーズ競馬場、ダート1800メートル]

 フォーエバーヤングと並び現地サウジアラビアでも注目を浴びているのが、香港のロマンチックウォリアー(セン7・Cシャム)だ。

 GIを10勝。地元の香港ばかりではなく、オーストラリアのコックスプレートや日本の安田記念を制覇。前走ではドバイのジェベルハッタを優勝し、今回は初めてとなるダート戦のサウジCに駒を進めてきた。

「状態面に関しては元気いっぱいといえます」

 管理するシャム調教師がそう語るように、火曜日の追い切りの後も連日抑えきれない勢いでトラックを疾駆している。

「オーバーワークが心配なので、可能ならもう少しゆっくりと走ってもらいたいくらいです」

 また、課題となる初めてのダート戦に関しては次のように言う。

「今回は特殊な蹄鉄で臨みます。歯鉄が2ミリを超えるとスパイク鉄と見なされてしまうため、超えないギリギリの長さの鉄を、ドバイにいるイギリスの装蹄師と相談して履かせることにしました」

 それでも初めてのダート戦には不安もあるようで「キックバックがどう影響するかはレース後に話しますよ」と言い、周囲を笑わせた。

 そんな香港の伯楽にライバル視している馬を聞くと、次のように答えた。

「もちろんフォーエバーヤングは怖い存在で一目置いています。日本馬は皆、タフなのでどれも侮れません。ただ、ロマンチックウォリアーには香港を代表する馬として負けないように頑張ってほしいです」

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