ガンランナー産駒が4億5000万円! OBSマーチセール最終日、「同社史上最高額」を更新

ガンランナー産駒が4億5000万円! OBSマーチセール最終日、「同社史上最高額」を更新

米国の代表的なトレーニングセール、OBS(オカラ・ブリーダーズ・セール)社のマーチ(3月)セール最終日が13日に行われ、上場番号654番のガンランナー産駒(牡2、母ティナン)が同社のセール史上最高額となる300万ドル(約4億5000万円)で落札された。落札者は馬主「ゼダンレーシング」の代理人ドナト・ラニ氏。

OBS社のこれまでの最高落札記録は17年のエイプリルセールでクールモアスタッドの関係者が落札したティズナウ産駒の245万ドルだった。ラニ氏は「(オーナーの)アムール・ゼダンのために彼を手に入れることができて、とてもラッキーでした。ガンランナーは素晴らしい種牡馬です。この牡馬は素晴らしい動きを見せましたし、興奮させられます」とコメントしている。ガンランナーは初年度産駒から活躍馬が続々出ている米国の人気種牡馬。昨年のBCクラシックは同馬の産駒シエラレオーネが制している。

今年のマーチセール最終日は4頭が100万ドルを超える盛況だった。日本の競馬関係者は、2日目に6頭を落札した森秀師がゴールデンセンツ産駒(牡2、母ワイルドキャットベル)を14万5000ドル、モアザンレディ産駒(牡2、母オータムナル)を28万ドルで落札。ノースヒルズがノットディスタイム産駒(牡2、母スプリングストーム)を23万ドル、ノーザンファーム(吉田勝己代表)がボルトドーロ産駒(牡2、母サンダリングスカイ)を20万ドル、カイロプリンス産駒(牡2、母アロットオブファブリック)を15万ドルで落札している。

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