佐田の海(右)を攻める安青錦。下手投げで破る=エディオンアリーナ大阪
大相撲春場所3日目(11日、エディオンアリーナ大阪)ウクライナ出身で新入幕の安青錦が初白星を挙げた。ベテランの佐田の海を突き、押しで攻め、左下手を引くと豪快な投げで転がした。「(2日目まで)勝ちたい、勝ちたいと考え過ぎていたので、切り替えてやった。やっと勝ったな、という気持ち」と息をついた。
年6場所制となった1958年以降初土俵では最速タイ(付け出しを除く)の所要9場所で新入幕を果たした。20歳の新鋭は「お客さんが多いし、楽しい」と幕内での取組に充実感を口にした。