若元春(左)を攻める豊昇龍。首投げで下す=エディオンアリーナ大阪
大相撲春場所3日目(11日、エディオンアリーナ大阪)新横綱豊昇龍は若元春を首投げで下し、2勝1敗と白星を先行させた。
2大関は大の里が豪ノ山を押し出して3連勝。初のかど番で臨む琴桜は小結阿炎に押し出されて早くも2敗目を喫した。阿炎は1横綱1大関を破って3連勝とした。
関脇大栄翔は若隆景を突き倒して2勝目。新関脇王鵬は翔猿を押し出して初白星を挙げた。
大の里、阿炎に平幕の高安や遠藤ら計6人が勝ちっ放し。
◆八角理事長(元横綱北勝海)の話 「豊昇龍は、まだまだ相撲がばらばら。勝ったことは良かった。琴桜は自信がなくなり、こわごわ取っている。腰高で上体が突っ立っている。大の里は落ち着いていた。今場所こそは、と思っているだろう」