大相撲春場所2日目(10日、エディオンアリーナ大阪)平幕高安(35)は先場所は伝え反りで敗れた宇良(32)を下して2連勝。「うまく攻められた。思った通りの相撲が連日できている。これを続けていきたい」と前を向いた。
NHKでテレビ解説を務めた千田川親方(38)=元幕内徳勝龍=が「やっぱり館内を見てもピンクの宇良のタオルがいっぱいあるんで大声援が羨ましいなと思いながら見てます」と明かすと、実況の大坂敏久アナウンサー(50)は「何を言っているんですか。奈良出身ですから、関西では大歓声だったと記憶していますが、徳勝龍の千田川さんです」と苦笑していた。
高知・明徳義塾高―近大から平成21年初場所初土俵。令和2年初場所で平幕最下位の「幕尻」で優勝を果たした。幕内在位32場所で自己最高位は西前頭2枚目。令和5年9月で現役引退した。
