セルティックに所属する日本代表FW前田大然にチーム最高タイ評価が与えられている。
スコティッシュカップ準々決勝が9日に行われ、セルティックはハイバーニアンと対戦。39分にニコラス・ゲリット・キューンのシュートのこぼれ球に素早く反応した前田が押し込んで先制点を挙げると、90+2分にはアダム・イダが追加点を決め、2-0で勝利を収めた。
今季公式戦27ゴール目を決めてフル出場で勝利に貢献を果たした前田。試合後、選手採点を発表したスコットランドメディア『グラスゴー・ワールド』は前田にチーム最高タイとなる「8」点をつけた。
寸評では「セルティックのデュラセルバニーは引き続き好調。実に活発で、ハイバーニアン守備陣の背後への動きで危険なエリアに入り込んでいた。機敏かつ鋭敏にキューンのシュートのこぼれ球を捉えて先制点を決めた。終盤の絶好のチャンスでは3点目を決めるべきだった」と賛辞が送られている。
また、この試合に同じくフル出場した旗手怜央は「5」点と採点され、「日本人ミッドフィールダーにとっては忘れたい午後だった。パスは緩く、ファイナルサードで効果的ではなかった。前半のシュートは(ジョーダン・)スミスにセーブされた」と記されている。