マテタ、耳を25針縫う負傷も…パレス指揮官は早期復帰を示唆「それほど深刻ではない」

マテタ、耳を25針縫う負傷も…パレス指揮官は早期復帰を示唆「それほど深刻ではない」

 クリスタル・パレスを率いるオリヴァー・グラスナー監督が、フランス人FWジャン・フィリップ・マテタの状態に言及した。7日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 マテタは3月1日に行われたFAカップ5回戦のミルウォール(2部)戦(○3-1)に先発出場したものの、試合開始6分にDFラインの裏に出たボールを追いかけた際に、このボールを処理したミルウォールGKリアム・ロバーツと衝突。GKロバーツは浮き玉のボールに先に触りクリアしていたが、蹴った足は高く上がり、そのままマテタの頭部付近を足裏で蹴る形となっていた。

 このプレーで負傷したマテタはピッチ上でしばらく治療を受けた後、酸素を投入されながら、救急車で病院へと搬送。左耳に重度の裂傷を負ったマテタは25針を縫うことになったが、検査の結果は良好ですぐに退院したことが発表されていた。

 状態に注目が集まっているなか、マテタは8日に行われるプレミアリーグ第28節のイプスウィッチ戦を欠場するものの、インターナショナルウィークを挟んだ後には復帰できる可能性があるという。なお、クリスタル・パレスは同期間で温暖な気候であるマルベーリャ(スペイン)でトレーニングキャンプを行うようだ。

 マテタの状態について聞かれたグラスナー監督は「マテタは順調だ。今は自宅にいて順調に回復している」と語りながら、復帰時期について次のように予想した。

「骨折や脳震盪はなく、大きな傷の回復は予想通りだ。彼は来週、私たちと一緒にマルベーリャに行き、個人練習だけする。すべてが私たちの望み通りになれば、彼はフルアム戦(3月29日のFAカップ準々決勝)に出場できるだろう。明日は欠場することになるが、それほど悪い状態ではない」

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