レイカーズが今夏デュラント獲得を狙う!6チームが争奪戦に参戦、ロケッツのオファーが最有力

レイカーズが今夏デュラント獲得を狙う!6チームが争奪戦に参戦、ロケッツのオファーが最有力

3月7日、有名記者サム・アミコ氏の報道によると、NBAの情報筋は、レイカーズ、スパーズ、マーベリックス、ティンバーウルブズ、ロケッツ、ヒートが今オフシーズンにケビン・デュラントのトレード獲得を狙っていることを明らかにした。デュラントの現行契約は来シーズンが最終年となり、年俸は5,470万ドル。サンズは今夏、この将来の殿堂入り確実なスーパースターのトレードを検討しているとされる。

仮にレイカーズがデュラントを獲得すれば、レブロン・ジェームズ、デュラント、ルカ・ドンチッチという超豪華な「ビッグ3」が誕生することになる。

シーズン中のトレードを拒否したデュラント

実は、ウォリアーズは今季のトレード期限前にデュラント獲得を試みていた。しかし、デュラント自身がこのトレードを拒否。理由について彼はこう語っている。

「単純にシーズン途中でトレードされたくなかったんだ。ウォリアーズ時代の経験とは関係ないし、ドレイモンド・グリーンと仲が悪いとか、そんな理由じゃない。ただ、今シーズンはサンズで最後まで戦い抜きたかった。それが自分の選択だったよ。」

しかし、サンズの現状は厳しい。チームは現在29勝33敗でウェスタン・カンファレンス11位。仮に今シーズンが今日終了した場合、プレーイン・トーナメントにも進出できない状況だ。

デュラントの契約にはトレード拒否権は含まれていないが、本人とサンズは協力して、彼が望むチームへ移籍できるよう調整する方針だという。

ティンバーウルブズ、デュラント獲得に再挑戦か

トレード期限前にデュラント獲得を試みたもう一つのチームがティンバーウルブズだ。著名記者ブライアン・ウィンドホースト氏によると、ウルブズはオフシーズンに再びデュラント獲得交渉を行う見込みだ。

「デュラントとアンソニー・エドワーズは非常に親しい関係にある。彼らはオリンピックでも共にプレーしていた。ウルブズはデュラントを獲得するために大胆なトレードを模索しており、オフシーズンに再びアタックする可能性が高い。」

また、著名記者サイダリー氏は、ウルブズがデュラント獲得のために用意できるトレードパッケージを公開。その内容は以下の通りだ。

ティンバーウルブズのトレード案
ウルブズは高額年俸制限(いわゆる「第2エプロン」)を超えているが、以下の選手を放出することでサラリーを調整できる。

  • ランドル
  • マクダニエルズ
  • ディヴィンチェンゾ
  • ディリンガム

ただし、サンズがランドルを受け入れない可能性があるため、第三のチームを巻き込む必要があるとされている。

デュラントのトレードに影響を与える2つの要素

ESPNは、もし今夏にデュラントのトレードが実現する場合、次の2つの要素が鍵になると指摘している。

  1. デュラントがトレード先チームと2年1億2200万ドルの契約延長に合意するか?
    デュラントは2026年にフリーエージェントとなる可能性がある。そのため、移籍先チームが彼と長期契約を結べるかどうかが重要だ。1年レンタルのリスクがある場合、チームは多くの資産を放出することに慎重になるだろう。
  2. トレード先のチームが優勝を狙える戦力を維持できるか?
    デュラントはすでに36歳。次のチームは、おそらく彼がキャリア最後の優勝を狙う場所になる。そのため、トレード後もチャンピオンシップを狙えるチームであることが重要となる。

ESPNが予想する4つの移籍先

ESPNは、デュラント獲得に動く可能性の高い4チームと、それぞれのトレード案を公開した。

  1. マーベリックス(5対1トレード)
    • 送出:クレイ・トンプソン、PJ・ワシントン、ナジ・マーシャル、デレック・ライブリー、2025年の1巡目指名権
    • 獲得:ケビン・デュラント
  2. ロケッツ(6対1トレード)
    • 送出:ディロン・ブルックス、シェパード、ホイットモア、ジョック・ランデール、2025年の1巡目指名権、2027年の1巡目指名権
    • 獲得:ケビン・デュラント
  3. ヒート・ネッツ・サンズの三角トレード
    • ヒート獲得:ケビン・デュラント
    • サンズ獲得:ニコラ・ヨビッチ、アンドリュー・ウィギンス、2025年の1巡目指名権、2030年の1巡目指名権、2026年の2巡目指名権
    • ネッツ獲得:ダンカン・ロビンソン、ケサイド・ジョンソン、2029年の1巡目指名権交換権、2031年の1巡目指名権交換権、2031年の2巡目指名権
  4. ニックス(2対1トレード)
    • 送出:OG・アヌノビー、ミッチェル・ロビンソン
    • 獲得:ケビン・デュラント

ロケッツのオファーが最有力か

NBAのサラリーキャップ専門家ボビー・マークス氏は、ロケッツのトレード案が最も競争力があり、サンズにとって最も魅力的なオファーだと評価している。その理由は以下の4点。

  1. 豊富なドラフト指名権
  2. 契約管理がしやすい若手選手
  3. 即戦力として貢献できる選手の存在
  4. サラリーキャップの柔軟性確保

デュラントの新天地はどこになるのか?あなたはどのチームで彼がプレーする姿を見たいだろうか?コメントでぜひ意見を聞かせてほしい。

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