3月6日(現地時間3月5日)、NBAの2024-25シーズン公式戦が行われ、3連敗中のロサンゼルス・クリッパーズは直近11試合でわずか1敗と好調のデトロイト・ピストンズをホームで迎え撃った。
試合は前半から接戦となったが、第1クォーターだけでクリッパーズのジェームズ・ハーデンが23点と大爆発。しかしピストンズもケイド・カニングハムが応戦し後半に入っても点差は広がらず、シーソーゲームの展開が続いた。試合が動いたのは第4クォーター半ば、クリッパーズが2点リードを許したところから、ボグダン・ボグダノビッチが3ポイントシュートを連発。そこから10-0のランを見せ、最終スコア123-115で見事勝利を収めた。
クリッパーズはこの試合、カワイ・レナードをヒザの損傷、ノーマン・パウエルをハムストリングスの痛みで欠いたが、ハーデンがクリッパーズ移籍後初となる50得点をマーク。2018年にルー・ウィリアムズが達成して以来となる球団史上8人目の50得点越えの記録となった。その他、ボグダノビッチが23得点、イビツァ・ズバッツが22得点11リバウンドの活躍を見せた。
一方のピストンズはカニングハムが37得点10リバウンド、デニス・シュルーダーが21得点と、バックコート陣が奮起するも敗戦を喫し、35勝28敗でイースタン6位にとどまった。
連敗から脱出し、33勝29敗でウェスタン8位に浮上したクリッパーズは、次戦ホームにニューヨーク・ニックスを迎え、ピストンズはアウェーでゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦する。
■試合結果
ピストンズ 115-123 クリッパーズ
DET|26|32|31|26|=115
LAC|32|25|34|32|=123