[2.16 リーグアン第22節 スタッド・ランス 0-1 アンジェ]
スタッド・ランスは16日、リーグアン第22節のアンジェ戦で0-1の敗戦を喫し、リーグ戦3連敗で同11試合勝利なしとなった。FW伊東純也とFW中村敬斗はフル出場。DF関根大輝は後半開始からの出場で加入後リーグ戦最長時間のプレーとなり、日本代表トリオが揃った後半は攻勢を強めたが得点には至らなかった。
前半9分、FWママドゥ・ディアコンが左サイドから中央に送ったボールを伊東が胸で落とし、中村がペナルティエリアの手前からダイレクトボレー。これは枠を外れた。同22分には伊東が右サイドでターンして相手をかわし、PA内の中村へスルーパスを出す。中村がゴールラインの手前から折り返したボールにMFアタンガナ・エドアが飛び込んだがシュートは打ちきれなかった。
前半30分には中村がターンした先に主審が立っていてドリブルを妨げられるアクシデントも。さらに前半アディショナルタイム、MFファリド・エル・メラリに直接FKを決められ、1点ビハインドで前半を終了した。
スタッド・ランスは後半から3枚替えで関根らを投入。すると後半16分にディアコンがPA内で倒されてスタッド・ランスがPKを獲得した。中村もペナルティースポットに歩みを進めたが、最終的にキッカーはFWウマル・ディアキテ。ディアキテはゴール右を狙ってキックしたが枠の上に外してしまい、絶好の得点機会をものにできなかった。
なおもスタッド・ランスは後半25分、中村が右サイドへ運びながらターンして中に切り込んで左足で強烈なシュートを放つも、GKの正面に飛んだ。関根は後半を通じて積極的に攻撃参加するも、効果的なクロスを供給することはできず。同アディショナルタイムには関根がPA内正面でボールを受けたが、切り返したところで相手に対応された。
スタッド・ランスはホームで完封負けを喫し、2部入れ替え戦圏とは勝ち点4差の14位に位置している。