カウボーイズ、DTオデギズーワと4年約120億円で再契約

カウボーイズ、DTオデギズーワと4年約120億円で再契約

ダラス・カウボーイズがディフェンシブタックル(DT)オーサ・オデギズーワをフリーエージェント(FA)にすることはない。

現地4日(火)、カウボーイズがオデギズーワと4年8,000万ドル(約119億8,648万円)という契約条件で再契約したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが報じた。ラポポートとガラフォロによれば、この契約には5,800万ドル(約86億9,020万円)の保証金が含まれているとのこと。

その後、カウボーイズはオデギズーワとの契約を正式に発表。

ラポポートは火曜朝に、カウボーイズはひとまずオデギズーワにフランチャイズタグを使用し、長期契約の交渉を続ける可能性の方が高いと報じていた。しかし、タグ指定の期限まであと数時間という時点で、両者は合意に達することができ、オデギズーワはダラスにとどまることになった。

2021年ドラフト3巡目指名を受けたオデギズーワは、新人契約の最終年にあたる2024年シーズンにサック(4.5回)、クオーターバック(QB)ヒット(23回)、タックル(47回)でキャリアハイを更新。26歳のオデギズーワは過去3シーズンでいずれも全17試合に先発出場し、ディフェンシブラインの中で頼りになる存在となっている。

オデギズーワはグレッグ・ローゼンタールが選ぶトップ101フリーエージェントリストで7位につけており、ディフェンシブタックルとしてはミルトン・ウィリアムズに次いで2番目に高く評価されていた。

カウボーイズは急成長を遂げているオデギズーワをオープンマーケットに出す代わりにチームにとどめることで、ディフェンシブラインマン(DL)の一斉退団を防いでいる。長年チームで活躍してきたディフェンシブエンド(DE)デマーカス・ローレンスをはじめとし、DEカルロス・ワトキンスやDTリンバル・ジョセフ、DEチャウンシー・ゴルストンは3月12日(水)の新リーグイヤー開始とともにフリーエージェントとなる予定だ。

オデギズーワとの契約締結は、共同オーナー兼COOのスティーブン・ジョーンズが2月24日に述べていたように、カウボーイズが今オフシーズンに“選択的に攻撃的”になるための第一歩だと言えよう。

カウボーイズは今後、スターラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズをチームにとどめるための大型契約にも取り組むことになる。

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