ミランは3日、オランダ代表MFタイアニ・ラインデルスとの契約延長を発表した。
新たな契約期間は2030年6月30日までで、これまでの契約から2年間延長した形となっている。また、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じたところによると、ラインデルスの年俸は新契約締結に伴い、これまでの170万ユーロ(約2億7000万円)から350万ユーロ(約5億5000万円)程度まで引き上げられたようだ。
現在26歳のラインデルスは2017-18シーズンに母国のズヴォレでプロデビューを飾り、AZやRKCヴァールヴァイクを経て、2023年夏にミランへ完全移籍加入。ここまで公式戦通算90試合で16ゴール7アシストをマークしており、在籍2年目の今シーズンもチームが不安定な戦いに終始している中、中盤の主軸として存在感を放っている。また、ミラン加入後の一昨年9月にはオランダ代表デビューも飾り、EURO2024にも出場した。
『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、新契約にサインしたラインデルスは次のように喜びを語っているという。
「1年半ぶりに契約を更新できたことを本当に誇りに思う。まるで家族の一員のように感じているし、今後のシーズンを楽しみにしているよ。ミランはまるで第二の故郷のようだ。難しい時期を過ごしているが、我々はより良く、より強くならなければならない。そして、そのことを信じ続ける必要があると思っているよ」