王者・神戸、開幕4戦未勝利の苦境…福岡に25年ぶりの黒星を喫する

 ヴィッセル神戸は3月1日、J1リーグ第4節でアビスパ福岡と戦い、ホームで0-1の敗戦を喫した。昨季王者がまさかの開幕から4試合連続で勝ちなし、今季初黒星となった。

 負傷者続出の神戸は、昨季のMVP元日本代表FW武藤嘉紀らがベンチ外。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)を含めて過酷な日程をこなしているなかで、FW大迫勇也もベンチスタートとなった。一方で今季トップへ飛び級昇格したばかりのMF濱﨑健斗が17歳8か月13日でクラブ史上最年少のリーグ初先発。アカデミー育ちの逸材が抜擢された。

  互いに開幕から3戦未勝利。唯一の3連敗スタートとなった福岡に先手を取られる。前半40分、FWナッシム・ベン・カリファのシュートをGKがはじき、こぼれ球をMG見木友哉に押し込まれると、最終的にはオウンゴールとなった。

 リードを許した神戸は後半から大迫が登場。同15分からはDFマテウス・トゥーレル、MF扇原貴宏と立て続けに投入したが、ゴールを割ることができなかった。

 対する福岡は同30分に退場者を出したが1点を守り切り、今季初勝利。神戸には2000年11月11日以来、25年ぶりのリーグ戦勝利となった。連敗を3でストップし、金明輝監督にとっても嬉しい初白星となった。

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