どこまで連勝を伸ばすのか。17日の品川オープンは約半年ぶりの実戦となったダテノショウグン（牡4、森下）が勝利。デビューから無敗の8連勝を決めた。
昨年のジャパンダートクラシックの1週前追い切りで鼻出血。大事を取り、休養に入った。今回は森下師も「七分までいくかいかないか」という仕上げ。それでも勝ち切ってくるのだから、やはり性能が違うのだろう。御神本騎手も「普通のダート馬だとギアは3ぐらいがマックスかもしれないけど、4ぐらいあるからね。4速に入るぐらいの馬はまずいないんじゃないですか、ダートでこれだけの沈み方ができるのは」と絶賛。
昨春には爪を負傷して3歳ダート3冠すべて出走できず「この馬は持ってるんだか持ってないんだか分からないよね」と苦笑いだが、その時期を成長に充てられたのは「すごく大きいことだと思う」と話す。
次走は4月17日大井のブリリアントC（S3、1800メートル）を予定。御神本騎手は「負けなしでいくのはなかなか緊張しますよ」と言いながらも「かなりいいところまでいって欲しいと思います」と将来にも期待を込めていた。【牛山基康】
